2015年11月15日

晩秋

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熟れ柿を好みし子等の姿なく ただ椋鳥(むくどり)の啄(ついば)むを見ゆ



朝晩の冷え込みも厳しくなり銀杏の葉が紅葉を初めた。
11月の中旬から黄金色に葉を染めて12月のある2、3日で、
潔く散ってしまう美しく儚いあの扇形の葉が小径を染める日が近い。


今年の秋は彼方此方で撓わな柿の実を見かけた。
散歩道には柿の木だけでなく、
無花果や柘榴、大きな夏みかんのような晩白柚まで。
そんな実の成る木を植えているのは昔からこの土地に住む家だ。
対照的に、最近の新しくて洋風な家の庭には
オリーブやミモザが流行のようだ。


食べる人がいないのか柿も無花果も、
鳥達も食べきれず地面に落ちている。



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柘榴(ざくろ)の実熾(おこ)りし炭を抱くごとく 熟れたるその実今弾けむとす



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まだ青き晩白柚(ばんぺいゆ)成る雨の道 日毎に寒さ深みゆく朝



posted by naejo at 23:02| Comment(2) | TrackBack(0) | お絵描き
この記事へのコメント
柘榴のお歌、いいですね。
写真がまた良い!お見事!
Posted by 沙炎 at 2015年11月17日 08:46
師匠、只今うちのまわりには果物がたわわです。今日もお隣さんから大っきい柿の実いただきました!

うちの実家にも柿の実がなると、
棒の先を二又にして、挟んでねじってとりました。柿の味よりも、みんなで大騒ぎで、採るのが楽しかったなぁ。
柘榴はまたなんとも妖艶なイメージの木の実ですよね。ちょっと怖いし、果物自体に色々な物語や思い出があって面白いです。



Posted by 苗女 at 2015年11月17日 23:35
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