2016年01月23日

ガラスペン

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君の名を書けば掠(かす)れし玻璃(はり)のペン ブルーインクの瓶の冷たさ



友人がガラスペンをプレゼントしてくれた。
色も形も美しく光をうけて表情を変え、影さえも幻想的に揺れる。
インクは変化の出やすい濃いブルーのボトルインクを選ぶ。
こんな繊細なペンで書くのは君への手紙。


けれど遠い日の思い出のように君の名は掠れてしまう。
あれはブルーのボトルインクのように、
指に触れるガラスペンのように、
冷たく繊細な恋だった。
やはり手紙は出さずにおこう。


玻璃のペン指に伝はる冷たさも 君の想い出今は懐かし


ガラスとは壊れてしまう恐怖とその美しさが共存して
何とロマンチックなのでしょう。
ガラスペンからフィクション短歌が出来上がりました。
お歌は妄想力!想像の産物の場合もあります。



今回友人からプレゼントしていただいて実は始めて使ったガラスペン。
自分から購入しようと思わなかったのは嗜好品のような存在であり、
ガラスというイメージから書き味がカリカリするのではないか?
との先入観もありました。正直、割れてしまう素材は実用性では無いとも。
しかし全く滑らかな書き心地でさらに面白いのは、
毛筆の墨継ぎ同様にインク継ぎをしたところでインクの濃淡が出て、
線に表情がでるのでその趣を楽しむことが出来ます。


色気はありませんが、、、天声人語の書き写しをして見ました。
赤い部分がインク継ぎした部分。
一度の吸い上げでかなり持ちます。

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なにぶん、ガラスペンはこの一本だけなので
ガラスペン同士の比較はできませんがかなり書きやすい。
こちらはガラス作家 川口剛さんの作品だそう。



ついでなのでほかの筆記用具について
万年筆もパイロット、セーラー、LAMYなどなど

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セーラーの「ふでDEまんねん」ペン先が反り返っており、
紙に当てる角度により筆のような太さの変化を出せますが多少のコツが必要です。
ネーミングにもクスリ。

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筆ペンはやはり書道用品メーカーの「くれたけ」製が書きやすい。

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しかし今の所、一番使用頻度が高いのはこれ!
パイロットデスクペン。お値段も千円以内でお手頃です。

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すべて私の主観による感想です。
結局のところ、
どんな筆記用具でも使いこなせる腕を磨くことが一番なんですが。
良い機会でしたので記しておきます。

こんなゆるい更新ペースですが今年もよろしくお願いいたします。




posted by naejo at 13:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 短歌